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映画「おおかみこどもの雨と雪」を観てきた

周りの評判がよかったので、観てきました。
(ネタバレが入っているので観てない人は読まない方がよいです)

感想としては。映画というより絵本に近い感じでした。
とある人が、「これは面白いから観てではなく、物語だから観て」と言ってましたがその通りだと思います。

全体として、とにかく力強いです。
キャラクターの表情や、声の感情が豊かで活き活きとしています。
いくつかの場面で泣いてしまいました。
また演出も素晴らしいです。雨と雪が走り回る場面とか、あのカーテンのところとか。
あと、雪の幼少期の声、いいですねー。なんともいえなく耳に残る感じ。大野百花さんという主に子役をやっている人が声を演じていたそうですが、
なんかもうベテランの声優さん並でした。

ただ…、微妙なところもありました。
雪のストーリーは素晴らしく、完璧じゃないでしょうか。雪の成長ぐあいやラストのあたりとか。
しかし雨のほうは、あれはどうなんでしょう。。
なぜあんなに最後、母親のことを気づかえなくなってしまったんでしょう。
おおかみに近づいて人間の心を忘れてしまったからでしょうか。
しかし、いくらなんでも、母親に何も言わず出ていったり、傷ついた母親を駐車場の置きっぱなしにするのは、
どうかと思います。
もっといい終わらせ方あったとおもいますけどねぇ。父親の優しさはどこにいったのでしょうか。
あと、雪と雨が喧嘩したとき、花はもっと止めに入るべきだし、ちゃんと叱らないとダメなのでは…?

それらがなければ本当に素晴らしい傑作になっただけに惜しいなあと思いました。
細田監督はわざとやってるんですかねぇ?

細田監督はこれからもいい映画、作ってくれそうですが、
宮崎監督みたいに偉くなりすぎてだれも口出しできなくなるのは、やめてほしいですね。。
細田監督の作品はバランスが絶妙なので、どっちかに偏るとダメになる気がします。
まあ僕がこんな偉そうに言うことじゃないですね。すみません。

とにかく、
本当に良かったです。人によっていろいろ思うところが出てくる映画だと思いますが、
観る価値はあります。
ぜひ、映画館の大スクリーンで雪と雨が駆ける姿を観てください。