Macでキーバインドを変更する 〜KeyRemap4MacBook〜
WindowsやUbuntuでは窓使いの憂鬱やのどかを使って、キーバインドを変更していました。
しかしMacだと窓使いの憂鬱はメジャーじゃないみたいなので、
KeyRemap4MacBookを使って、キーバインドを変更しました。
「KeyRemap4MacBook」
http://pqrs.org/macosx/keyremap4macbook/index.html.ja
ちゃんとドキュメントも充実していて、これをみれば迷わないでしょう。
http://pqrs.org/macosx/keyremap4macbook/document.html.ja
で、KeyRemap4MacBookは、自分でキーバインドを設定することができます。
やり方は、以下に書かれています。
http://pqrs.org/macosx/keyremap4macbook/document.html.ja#t3
要はprivate.xmlに設定を書くわけですね。
書き方は、公式サイトにも書かれていますが、checkbox.xmlを参考にするといいです。
https://github.com/tekezo/KeyRemap4MacBook/blob/master/files/prefpane/checkbox.xml
checkbox.xmlには、インストールされている全ての設定が記載されています。
で、自分のprivete.xmlは以下のようにしました。
Eisuu+hjkl to Left/Down/Up/Right option.vimode_eisuu_hjkl --KeyOverlaidModifier-- KeyCode::JIS_EISUU, KeyCode::VK_MODIFIER_EXTRA1, KeyCode::JIS_EISUU --KeyToKey-- KeyCode::J, ModifierFlag::EXTRA1, KeyCode::CURSOR_LEFT --KeyToKey-- KeyCode::M, ModifierFlag::EXTRA1, KeyCode::CURSOR_DOWN --KeyToKey-- KeyCode::I, ModifierFlag::EXTRA1, KeyCode::CURSOR_UP --KeyToKey-- KeyCode::L, ModifierFlag::EXTRA1, KeyCode::CURSOR_RIGHT --KeyToKey-- KeyCode::O, ModifierFlag::EXTRA1, KeyCode::DELETE --KeyToKey-- KeyCode::D, ModifierFlag::EXTRA1, KeyCode::D, ModifierFlag::CONTROL_L --KeyToKey-- KeyCode::F, ModifierFlag::EXTRA1, KeyCode::VK_JIS_TOGGLE_EISUU_KANA >--KeyToKey-- KeyCode::E, ModifierFlag::EXTRA1, KeyCode::JIS_EISUU --KeyToKey-- KeyCode::N, ModifierFlag::EXTRA1, KeyCode::MINUS, ModifierFlag::SHIFT_L, KeyCode::DOT, ModifierFlag::SHIFT_L
で解説すると、
英数キー + j = 左キー
英数キー + i = 上キー
英数キー + l = 右キー
英数キー + m = 下キー
英数キー + d = Control + D
英数キー + o = DELETEキー
英数キー + F = IMEトグル
英数キー + E = IMEをOFFに
英数キー + N = => (←これはPHPのため。。)
という設定になっています。
あとは、
セミコロン = エンターキー
英数キー + セミコロン = セミコロン
にもしています。これは、デフォルトで用意されている設定にチェックを入れただけですね。
「Change Semicolon(;) Key」の中の 「Semicolon to Return (when there are not any modifiers)」 ってやつにチェックを入れてます。
このキーバインドにすると、指をホームポジションから離さずに、
カーソル移動や、文字の削除、エンターキーの押下が出来たりと、
かなり快適になります。
文字入力速度は、50%くらい上がった気がしますねー。
変態的なキーバインド設定かもしれませんが、お勧めです。
しかし、KeyRemap4MacBookは素晴らしいですね!
なにせ、デフォルトで用意されている設定の数が半端ない!
「Complete Vi Mode」なんて狂気のような設定もあります。
もうあまりに素晴らしい出来なので、
$30 DONATEしました。
今後もぜひ開発を継続して欲しいですね。